
納品まで4ヶ月間、無限の修正地獄。
あの案件が、僕たちの仕事観を変えた。
正直、ずっと我慢してた。
それが、間違いだった。
僕たちの会社、株式会社EasyEaseでは、広告代理店や制作会社とチームを組んで、映像制作の現場に入ることが多い。
撮影・編集だけじゃなく、企画のすり合わせやスケジュール設計、構成案の整理なんかも必要があれば巻き取る。
でも、ある広告代理店との案件で、僕たちは**「言わない」という選択**をしていた。
「それ、大丈夫?」と思っても、言えなかった。
ある広告代理店さんと案件を一緒に進めていく中で、
**「構成の精度が甘いな…」「目的がぼやけてるな…」**と感じる場面が何度もあった。
でも、言えなかった。
「制作なのに、口出しすぎって思われたらどうしよう」
「うちは外注だから、出しゃばりに見えたらまずい」
「相手の社内事情もあるし、今は黙って進めよう」
結果、僕たちは何も言わずに、
指示された通りに、編集して、戻して、修正して、また戻して…
正直、納得いかない状態で納品される案件もあった。
修正、修正、修正。そして——4ヶ月超え。
あるとき、とある案件がとんでもない長期化を見せた。
最初の納期予定は1ヶ月。
でも、修正が重なり、やり取りが煮詰まり、
気づけば4ヶ月が経過していた。
しかも、まだ終わらない。
構成の意図が不明瞭。
クライアントの要望が変化。
社内決裁が降りない。
トップから「やっぱり最初の案で」なんて言葉が飛んでくる。
もちろん、全部が広告代理店さんの責任じゃない。
でも、どの段階でも「決めきる仕組み」が存在してなかった。
さすがに、これは放置できない。
EasyEaseとして、「このままではまずい」と感じ、今まで黙っていましたが正式に話し合いをさせて欲しいとお願いした。
その裏側で、相手も苦しんでいた。
話を聞いて、胸が痛くなった。
代理店さんは、映像への参入を始めて半年ほど。
案件はとれているけれど、毎回修正が長引いて納品が遅れ、利益が出ない。
社内でも「動画事業って割に合わない」と声が上がっていて、
実は撤退の可能性もあるという話だった。
僕たちはただの外注として動いていたつもりだったけど、
実は、沈みかけてるボートの上に一緒に乗ってたんだなって、ようやく気づいた。
そして、思った。
だったら、ちゃんとやろう。
「好かれる下請け」じゃなくて、一緒に勝てるビジネスパートナーとして、向き合おう。
EasyEaseとして、やったこと。
僕たちは「CUROCO」というサービス名で、提案から納品までプロデューサー的に並走する仕組みを持っている。
今回は、その形でガッツリ入らせてもらった。
やったことはシンプルだけど、全部本質的だった。
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打ち合わせごとに議事録+決定事項の明文化
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構成台本(絵コンテ)を全案件で作成し、クライアントトップに事前了承を取る
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修正回数と納期の上限をあらかじめ設定
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各工程のタイムラインを共有して、社内稟議のフローも可視化
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代理店側の社内共有資料も弊社で作成支援
進めるにつれて、代理店側の担当者も
「こうやってやればよかったのか」と一緒に気づきを得てくれた。
結果、それまで3ヶ月かかっていた案件が、1.5ヶ月で納品完了。
クライアントからの反応も良く、代理店側も
「初めて“ちゃんと回った感覚”がある」と言ってくれた。
黙って合わせることは、優しさじゃなかった。
あのとき、僕たちは「空気を読んだ」。
でも本当は、ビジネスパートナーとしての責任を果たしてなかった。
相手に嫌われたくない。
余計なこと言いたくない。
そうやって、言うべきことを飲み込んだ結果、
相手のビジネスをむしろ崩しかけてたかもしれない。
もちろん、相手の事情もある。
構造的な問題もある。
でも、それでも言うべきことは言う。
ちゃんと一緒に前を向く。
その覚悟こそが、僕たちの仕事なんじゃないかと思った。
EasyEaseのビジネスは、“耳の痛いことも言う”こと
うちは、いわゆる「映像制作会社」だけど、
編集やカメラだけを売ってるわけじゃない。
プロジェクトがちゃんと回ること。
代理店の受注が増えること。
クライアントが納得して、成果につながること。
その全部を見て、必要があれば首を突っ込む。
それがEasyEaseのスタンスだし、CUROCOの存在意義だと思ってます。
📩 プロジェクトが“回らない”理由を、一緒に解決したい方へ
👉 https://easyease.net/service/curoco