「配信の準備、今年もまた外部に丸投げするしかないのかな」と感じている企業イベント担当者の方へ。動画生成AI研究所の所長、原田です。今回はGoogleが発表した「Gemini Omni」という技術と、ライブ配信代行の現場がどう変わっていくかを、研究者目線で噛み砕いてお伝えします。
AI最新情報・業界動向:会話するだけで映像が変わる時代
はじめまして、動画生成AI研究所の所長の原田です。日々AIツールを触っては「これは現場で使えるか、使えないか」を検証しているのが仕事です。今日はちょっとテンションが上がるニュースを持ってきました。
Googleが「Gemini Omni」という技術を発表したんです。ITmediaさんが「動画版Nano Banana」と表現していたのですが、これがなかなか面白い。会話ベースで映像を生成・編集できるというもので、テキストで指示を出すと、その場で映像が変化していくというイメージです。私も実験してみたのですが、「もう少し明るく」「テロップの位置を右に」といった指示が、まるでスタッフに話しかけるような感覚で映像に反映されていきました。
これまでの動画編集って、専門ソフトを開いて、タイムラインをいじって、書き出して確認して、という工程が当たり前でした。それが会話だけで完結する方向に進んでいるというのは、研究者として観測していても驚きです。YouTube上でも「SORA2」や「Seedance 2.0」といった動画生成AIの検証動画が続々と再生数を伸ばしていて、視聴者の関心の高さがうかがえます。AI動画の技術進化のスピードは、正直に言うと私たちプロでも追いつくのが大変なくらいです。
技術の概要・なぜ今注目されているか
Gemini Omniのポイントは「対話しながら映像を作れる」という点です。従来の生成AIは「一度出力したら終わり」という一方通行なものが多かったのですが、Omniは会話のキャッチボールの中で映像を磨き上げていける。これは編集者にとって「思考の速度で映像が変わる」という体験に近く、試行錯誤のハードルが下がるという意味で注目されています。
ビジネス・イベント業界への影響
この技術が意味するのは「スピード」と「量産」です。企業イベントの現場では、告知映像やSNS投稿用の短尺動画など、量とスピードが求められる映像が数多くあります。会話ベースで映像を調整できる技術は、まさにこうした場面と相性がいい。逆に、企業のブランドや価値観を背負うPR映像・採用映像は、人の手による設計がやはり必要だと私は考えています。
企業イベントへの具体的な活用:OPムービーとライブ配信代行の現場で何が変わるか
ここからが本題です。Gemini Omniのような技術は「すごいね」で終わらせず、企業イベントの現場でどう使えるかを考えるのが私たちの仕事です。
企業イベントの現場でよくある悩みは「予算内でOPムービーを作りたいが時間がない」「ライブ配信の準備を社内だけでやりきれない」というものです。ここに生成AIを組み合わせることで、今まで諦めていた選択肢が現実的になってきます。
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活用シーン①:OPムービー・AIオープニング演出
企業の周年イベントやキックオフイベントで欠かせないのがOPムービーです。EasyEaseでは、AIを使ったOPムービー制作やモーショングラフィックスにも対応していて、会場の空気を一気に高める演出を短期間で仕上げる体制を整えています。Gemini Omniのような会話型の生成技術を組み合わせることで、「こんなイメージで」という抽象的な要望からでも、複数パターンを素早く試作できるようになってきました。もちろん、企業の理念やブランドが問われる映像は人の手でしっかり設計します。AIはあくまでアシスタント、戦略を組み立てるのは私たちの仕事です。
活用シーン②:ライブ配信代行・縦型動画・SNS運用
もう一つ大きいのがライブ配信です。企業イベントの当日、配信のトラブルは絶対に避けたいものです。EasyEaseではライブ配信代行を専門サービスとして提供していて、機材トラブルや配信の途切れといったリスクを現場のプロが引き受けます。さらに配信後には、その素材を活かして縦型のSNS動画に再編集することも可能です。イベントは「その日だけのもの」ではなく、切り抜き動画やアーカイブとして何度も届けられる資産になります。SNS運用まで一気通貫でサポートできるのが強みです。
【AI×イベント映像の活用事例を知りたい方へ】
EasyEaseでは実際の導入事例や費用感をまとめた情報をご案内しています。
「他社はどう活用しているか」「どのくらいのコストか」という段階でもお気軽にどうぞ。
EasyEaseの現場から見たリアルな知見:AIは万能ではないから面白い
研究者として日々AIを検証していて感じるのは、「AIが作った仕組みを、そのAI自身に評価させても意味がない」ということです。これはEasyEaseの現場でも同じです。
撮影当日に構成が動くことは、企業イベントでは珍しくありません。AIツールで構成案をいくつも用意できるようになった今だからこそ、その案を社内だけで「良さそうだ」と決め切らず、事前に先方とすり合わせておくことが効いてきます。
現場で気づいたこと・失敗から学んだこと
ここで大事なのは、AIが作った仕組みほど別の視点でクロスチェックすることです。同じAIに「これで合ってますか」と聞いても、都合の良い答えが返ってくることがある。だからEasyEaseでは、社内のコミュニケーションツール(NOGIC)で構成を先方と事前にすり合わせる手順を標準にしています。AIは優秀なアシスタントですが、最終判断を委ねる相手ではない。これは研究者としても、現場責任者としても強く感じていることです。
EasyEaseが提供できる価値
EasyEaseはライブ配信代行やOPムービー制作だけでなく、SNS運用、縦型動画撮影・制作、モーショングラフィックス、AI活用コンサルまで幅広く対応しています。さらに広告代理店・制作会社向けの自社サービス「CUROCO」も運営していて、映像制作のパートナーとして裏側から支える体制も整えています。単発の依頼だけでなく、イベントを軸にした継続的な映像戦略まで、一緒に考えられるのが強みです。
まとめ・読者へのアクション提案
Gemini Omniのような会話型の生成AIが登場したことで、映像制作の「試行錯誤のコスト」は確実に下がってきています。ただし、これは「AIで安く作れる」という話ではありません。今まで予算やスケジュールの壁で映像制作を諦めていた企業にも、選択肢を届けられるようになってきたということです。
企業イベントの担当者の方に伝えたいのは、まず一つだけでいいので試してみてほしいということです。OPムービーを少し豪華にしてみる、ライブ配信を外部に任せて当日の運営に集中する、配信後の素材をSNS用に再編集してみる。小さな一歩からで大丈夫です。私たち動画生成AI研究所も、EasyEaseの現場も、日々検証を重ねながら「今の技術で何ができるか」をアップデートし続けています。次のイベントを、諦めずに一緒に作っていきましょう。
【株式会社EasyEaseについて】
企業イベントの撮影・編集・ライブ配信を専門とする映像制作会社。 AIを活用したOPムービー・モーショングラフィックス・縦型動画制作にも対応。 広告代理店・制作会社向け自社サービス「CUROCO」も運営中。
▶ 実際の事例はこちら(EasyEaseの制作実績)